脱毛のお手入れ後は、ジェルを落としたくて、お風呂に入りたいと感じる方も多いと思います。
お手入れは、できる限り皮膚や身体をいたわるように工夫されていますが、体が熱を持っていることが多いです。
脱毛した当日にお風呂に入ったり、体をごしごし洗ったりするのは身体に負担になります。
脱毛後のお風呂がNGな理由
・脱毛後はお肌がほてりやすい
脱毛後は、肌全体がほてったように熱を持っていることがよくあります。
身体が熱を持った状態でお風呂に入ってしまうと、炎症が起こりやすかったり、長引いたりするなど肌トラブルを引き起こしかねません。
脱毛後の肌は、とても敏感なのでなるべく負担をかけないようにすることが大切です。
・脱毛後は皮膚が傷つきやすくなっているため
脱毛をすることによって、皮膚全体のバリア機能が弱まることがあります。
この状態だと、普段では何もないことでも肌トラブルにつながる可能性があります。
また、湯舟には菌が多く存在しているため、脱毛後に湯舟に浸かると菌が入りやすくなります。
侵入した菌が繁殖すると、肌が荒れたり、かゆみが出たりといった症状が出ます。
ひどくなると、皮膚科で治療を受けることになる可能性もあるので注意が必要です。
また、タオルなどで身体をゴシゴシ洗うと皮膚がめくれて、痛みが増してしまうことも考えられます。
脱毛後のお風呂では、肌をいたわることを心掛けてください。
脱毛当日にお風呂に入るとどうなる?
・肌が赤くなったりかゆみが出たりする
脱毛したあとは肌が熱をもっていて、身体全体が日焼けしたときのようにほてることがあります。
そんな状態でお風呂に入ると、身体に熱がこもっているので肌が炎症を起こすかもしれません。
お風呂に入ると血管が広がり、血行が良くなるため血流が増えて、肌が熱くなり、肌が赤くなったり、かゆみが出たりすることも考えられます。
そのため、脱毛後は身体を温めないようにすることが大切です。
・肌に菌がうつり化膿したり炎症を起こしたりする
脱毛後は、本来肌が持っているバリア機能も低下しています。もちろんこれは短期間のことなので、肌が元通りになれば問題ありません。
しかし数日間は菌が繁殖しやすくなり、それが肌トラブルを引き起こす原因になります。
湯船には菌が発生しやすいのです。
通常であれば問題ないのですが、お手入れ後は肌のバリア機能が低下しているため、そこから菌が入り込んでしまうと炎症が起きたり、化膿したりすることもあります。
脱毛後お風呂に入っていいのはいつごろ?
・脱毛後のお風呂は翌日からOK
GNIESでは、「脱毛後のお風呂は翌日からOK」としています。1日経つと肌のほてりなどはぐっと落ち着くので、お風呂に入っても心配ありません。
ただし、これには個人差があります。皮膚が弱い方や敏感肌の方は気をつけてください。
まだ肌にほてりを感じるときは、入浴は避けたほうがいいです。
様子を見るためにも、普段よりもシャワーや湯舟の温度を少し下げて、肌への刺激が小さくなるようにすることが大切です。また、身体を洗うときも力を入れずに優しく洗うようにするのがポイントです。
・脱毛してから数日はお風呂上がりのケアを念入りに
脱毛してから数日間は、お風呂上がりのケアを念入りにしてください。
肌が乾燥しやすかったり、刺激に敏感になりやすかったりしています。
肌が乾燥した状態や刺激に敏感な状態が続くことで、肌荒れしやすくなるので注意が必要です。
そのため、お風呂上りには化粧水をたっぷり肌になじませて肌に水分をしっかり補います。
さらに保湿成分の高い乳液やクリームも肌に優しく塗ってください。これで乾燥や刺激から肌を守ります。
肌に水分を補うことで、外部の刺激から肌が保護されたり、肌の痛みやほてりを和らげたりできます。
肌が本来持っているバリア機能も高まるので、いつもより丁寧にケアすることを心がけてください。
他にも、冬など空気が乾燥している時期は、肌も乾燥しやすいのでより入念にケアするのがおすすめです。