あばらが硬くなると

皆さまは肩こりや腰痛で悩んでいませんか? 

その原因となるのが「胸」です。 

実は胸側の肋骨が固まってしまっています。 

特に猫背で身体の前側を常に縮めていることで、胸側のあばら骨(24本)の間隔が狭まってしまい固まっています。 

老齢になれば腰が伸びない、腰が曲がる原因です。 

しかも肋骨を動かす運動をする習慣が日本人にはありません。 

肋骨は全体が硬い骨ではなく、前面の胸骨の付近は軟骨で柔軟に動作出来るようになっています。 
ここの動きを失った人は、身体が一個の箱のように見えます。 
肋骨が固まれば、肋骨に張り付き肩甲骨が動作できなくなります。 
そのため肩が動作せず肩こりを引き起こします。 

そのほかにもガチガチに固まっていたら身体を反らせたり捻ったりもできなくなりますし、肋骨が全く動かなかったら深い呼吸もできなくなります。 

 
呼吸が楽に出来ないまま放置してしまうと、さらに肋骨が固くなってしまい、 
呼吸が苦しくなるだけでなく、背骨の歪みから痛みやコリにつながってしまいます。 
それを改善するためには肋骨を柔らかくする必要があります。 


 
肋骨をリセットするためには「第5肋骨」を探すところからです。 
 
まず、一番上にある「鎖骨」を探します。 

鎖骨を見つけて頂くと、その少し下に固いものに触れると思いますが、それが第2肋骨です。 
その流れで下にあと3つ下がって頂くと、「第5肋骨」を見つけられると思います。 
ここが今回のポイントです。 
第1〜4肋骨は割と可動性(動き)が広いのですが、第5肋骨から可動性が少なくなってくるんです。 

そして、この「第5肋骨」にひずみが生じやすく、ここが固まりやすくなります。 
この「第5肋骨」を見つけたら、肋骨の付け根から、 触れる範囲全体を人差し指と中指で肋骨を挟みながら、ほぐしていきます。
初めはとっても痛いと思いますが、続けていくと少しずつ痛みが軽減してきます。 

これをすることで最初と比較して楽に呼吸ができていると思います。 


 

普段の生活の中で、気づかないうちにクセがつき、カラダや顔周りの不調の原因になっていることもあります。 
カラダと顔周りの過度な緊張をリリースし、バランス不良を整えることで、人間が本来持っている美しさを引き出します。 
呼吸が楽に出来ると、自律神経も落ち着いてきて、リラックス効果が高まります。 

ほかにも反り腰の改善やポッコリお腹の解消もできます。 

腰痛の改善や呼吸の改善、首・肩こりの解消もできますので、ぜひ実践してみてください。 

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